学習法については他のサイトで言われていることも含めて独自の視点から感じたことを以下の順序で記事にしていきたいと思います。
初めに
行政書士試験を学習して思う事
管理人は当初、行政書士の試験は法律の試験とは思っていませんでした。
ドラッグストアーで手に取った無料の冊子をみてほんの気まぐれに通信講座に申し込みました。
真剣に将来を見て頑張っている方には怒られそうですが実際そうでした。甘く見ていたのです。運転免許と変わんないんじゃないの?なんて思っていました。
法律の試験ではないと思って始めた試験勉強。実際にはこの考え方は間違いでした。
この辺りは後述したいと思います。
始めて見てその面白さ、奥深さに夢中になりました。
興味があるんだよね。と言う方 初学者でもとても面白いです。世の中が変わって見えるようになります。おすすめです。行政書士。
資格取得と独学
行政書士の学習は独学で取得可能か?
結論から言いますと可能と考えています。
ただ範囲が広く体系ついたカリキュラムが無いのは得策ではないのも事実です。
管理人はこう考えています。
全く独学も通信講座も最終的に内容は変わらない。整ったコンテンツ群が有料であるかどうかの違いしかないな。と言う事
全くの独学でも、書籍は買い、動画は見る、問題集も用意する、各サイトを飛びながら学習する。
全く変わりません。
通信講座は独学の一種だと思っています。もっと言えば講座を受講しようが通学しようが義務教育ではありません。自分の意志でスタートし継続します。これは独自の意思でする学習 まさに独学と言っていいのではないかと思います。
よく言われること 必要時間
学習時間はどのくらい必要か? 一説には800時間程度必要とされているようです。
毎日2時間と少しで365日で約800時間となります。
効果的な学習法であれば600時間程度で合格できるのではないかとの所感を得ています。
管理人は効果的な学習法に当たるまでかなり無駄に時間を費やし1200時間ほどつかいました。
具体的な学習時間と同じく期間も重要です。管理人で約1年使っています。
多少無駄にしても大丈夫な期間が必要です。
以下に関連記事が有ります。
合格するために
具体的な数字
これも他サイトで解説が多数あります。全体で60% 180点 以上
法令等で50% 122点以上
一般常識で40% 24点以上
両方クリアが合格の条件です。
片方ぎりぎりでも もう片方が良ければ挽回できる可能性もありますが、法令等がぎりぎり122点だと一般常識がパーフェクトでも合格点に足りません。
反対に一般常識がぎりぎりだと法令等で65%取れれば総合で60% 180点をクリアーできます。法令等で概ね3問ほど多く正答すれば穴を埋められます。
以下に詳しく表にしたものが有りますので参照してください。
各項目の難易度
部分、部分だけ見れば極端に難解な問題と言うのはあまりありません。
しかしながら、
毎年憲法分野に1問程度取らせるつもりのない問題が出るようです。
一般常識は範囲無制限に近く、その為対策もしにくく難易度が高いのは皆さんもうご存じだと思います。
また記述式も採点の不明瞭さや配点の大きさで難易度が高いと言えるでしょう。会社法も範囲が広く難易度が高いです。
詳しくは以下に解説があります。ご覧ください。
優先順位
試験範囲と問題のボリュームに偏りが有る為おのずと学習の優先順位があります。
多くのサイトで言われている通りですが、意外な盲点となるのが個人情報保護と情報通信分野です。
ここは重要度が高いです。一般常識分野に基準点が設定されているため、ここの失点を他で挽回することが難しいです。
高い正答率が必要です。
以下に詳しい解説があります。ご覧ください。
回答時間
180分で60問 単純に1問3分になりますが記述式や問題の長い問もありそれに時間が多めにかかります。その為通常の5択問題は迷った場合でも2~2.5分程度で回答することを目標としてください。難易度の低い設問は1分程度が望ましいです。
学習中は落ち着いて回答していいですが最終的に試験の練習として速く回答する訓練が必要になることを含んでおいてください。
○×の表現の間違い
わかっているのに間違えるということがあります。パターン化して覚えている場合に時折起こります。
管理人は練習問題をこなしている時に時々このミスをおかしました。
一問で合否が分かれる場合もあるので、本番では絶対起こしたくない間違いです。
以下に詳しく解説しますのでご覧ください。信じられないかもしれませんが実際起こります。
学習方法
いよいよ具体的な学習のコツに入ります。
覚えやすい形
人には各自覚えやすい理解しやすい形やスタイルがあります。
それはフォントだったり配色だったり、表のレイアウトだったりと内容とは別のところが影響している場合があります。
その辺りを調整して理解度を高めるヒントを以下にまとめました。
ネット環境の利用
ネット環境の利用と言うと当たり前の様に感じますが、意外と漠然と画面を眺めているだけになっている場合があります。
デジタルの強みである大量、何度でも、いつでもと言った事を生かすには画面のサイズが重要になります。
以下に理由をまとめてありますのでご覧になってください。
板書の代わりに文章作成アプリ
やはり 個人個人で要約するという作業は大事になります。人により手書きか文章作成アプリか向き不向きがあるでしょう。管理人はMSのWORDを使用しました。
理解に効果も高いのでお勧めです。
思い込みはそうでもない事がある
思い込みによって非効率な事を繰り返している場合がありました。
管理人もそうでした。
少しの意識の持ちようで解決できるかもしれません。
思い込みは自分では気が付きません。思い切ってダメもとでやってみることが効果的でした。
管理人の体験したことを以下に纏めてあります。ぜひご覧になってみてください。
自分でもちょっとした驚きがありました。
間違いにイライラしない。がっかりしない。
何度も間違える。すぐわからなくなる。イライラしますよね。
管理人もそうでした。
練習でいくら間違っても合否には関係ないです。
ひとまず その日その時その時間の本試験にフォーカスしましょう。イライラしないためには十分な時間が必要です。時間がないというのが一番堪えますね。
学習期間を十分に確保し毎日必ず学習し、多少の不明点は気にせずにカリキュラムを回す事です。
イライラは学習の邪魔になります。
60点の罠
ここまでくれば6割が簡単ではないのが分ってもらえるかと思います。
得点するのが難しい分野を除き学習で得点アップが狙える部分のみで考えると8~9割の正答を目指す試験になります。