フランス人権宣言
今日(2024/03/14)クラシックTV と言う番組でフランス革命とベートーベンが取り上げられていました。
番組を見ながら一般常識の琴線に触れたので以下の過去問を取り上げます。
フランス人権宣言とは
フランス人権宣言は フランス革命を国民議会で採択宣言されました。1789年の事でした。
内容をザックリと要約すると
自由と平等の原則
人民主権
言論の自由
三権分立
所有権の保障
辺りが主な内容です。
現代の法律に通じる原則がここにあります。世界中の国に影響したと言ってもいいかもしれません。
問題の解答
肢1は誤りですね。階級的な権利ではなく個人の権利をうたっています。
肢3も誤りっぽいですね。生まれながらに不平等であるの部分が妥当ではなさそうです。日本国憲法の第26条から想像すると、せいぜい許されるのは能力に応じて区別する事までではないかと予想できます。→わからなくても生まれながらに不平等であるなんてのは状況でそうなってしまうならまだしも端からそれをうたうのはどうなんだ?と誤りと感じます。
肢4も誤りですね。主権は人民にありです。
悩むのは肢2と5ですね。
肢5は妥当ではないのですが理由は、
16条で「権利の保障が確保されず、権力の分立が定められていないすべての社会は、憲法をもたない。」→三権分立の事を述べている
また12条で「人および市民の権利の保障は、公の武力を必要とする。この武力は、すべての者の利益のために設けられるのであり、それが委託される者の特定の利益のために設けられるのではない。」とあり妥当ではないです。→武力保持の容認と不当な行使の禁止
正解は肢2となります。
興味ある方は短いので検索して全文見ることをお勧めします。憲法を超要約したと言ってもいいくらい簡潔で分かりやすい宣言です。
管理人の脱線コメント
ここでジャジャジャジャ――ーーン ベートーベン先生登場です。
なんてTV 見ながらでも一般常識のネタはどこにでもあり、即検索の興味本位で掘り下げましょう。と言うお話でした。
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